2月に読んだ本メモ
●小説など
・永遠のゼロ
友人に勧められて読んでみました。読了直後にケーブルカーに乗ったら、浮遊感で気持ちが高ぶりに高ぶって、米軍のグラマンに特攻しかけました。万歳しながら号泣している僕をなだめてくれた友人に感謝です。戦争はメッ!だよ!
・明るい夜に出かけて
アルコ&ピースのANNというラジオをを物語の軸に据えて、そのラジオのリスナーであり、諸事情により休学中している主人公の周りに起こる、小さな変化の物語です。ちょうど自分がラジオにドハマリしているので、自分に重ねて一気に読んでしまいました。
いくら人間関係が苦手な設定の主人公がいる物語でも、その人単体で物語が進むことはないんだな、という当たり前のようで忘れがちな事実に気がつきました。3月からは人間とたくさん絡んでいこうと思います。
佐久間宣行さん、朝井リョウさんが絶賛していたので読みました。なかなかの長編で、読むの疲れました。天才嫌いなので、終始主人公への嫉妬が止まらない作品でした。
・想像ラジオ
題名からは予想できない、東日本大震災がテーマでした。「東日本大震災を経験してない世代が、震災を語ることを肯定するべき」というメッセージは、確かにガンガンに伝わってきました。そういえば、戦争を経験している世代がいなくなる、というニュースを聞いた気がしましたが、それに被せたのかなと思いました。
・笑いの怪物
フィクション混じりのオナニー自伝。好きな人は好きかも。あんまり憧れない人生。
・夫のちんぽが入らない
話題なので読みました。確かに面白かったが、名作なのかな?デリケートな問題がテーマの小説にしては、読んだ後に幸せな気持ちになったかもしれないです。笑
「ご本、出しときますね」で見かけて気になったので買いました。空き時間にサクッと読めるので、読みやすかったです。少しひねくれてる主人公の小説が好きなのかもしれない。好きかも。
●実用書など
・乱読のセレンディピティ
深読みにのめり込み過ぎると、知識バカになる。至言だと思いました。エンタメ志望なら思考、出力に力を入れるべきだと再認識しました。
・プロカウンセラーの聞く技術
病んだ勢いで買った割には、学ぶことが多かったです。沈黙に耐えきれず、くだらない話題で間を埋める癖があるので、30秒の沈黙、気をつけます。
心理学の授業を受けていたのでなんとなく買ってみました。自分にはまだ早かったみたいで、ノウハウは頭に入って来ませんでした。時間を空けて再挑戦します。
・日本人の9割が知らない遺伝の真実
最近、謎の自信、無駄に高いプライドに悩んでいたので買いました。凡人の家系らしく、凡人なりのアプローチで幸せな人生をつくっていきたいな、と思いました。
・科学する麻雀
約12年前に発売された本なので期待はしてなかったが、かなりためになりました。フィーリングで打つことはしないで、常に自分の中の指標に従って打てば、勝つときは勝つし、負けるときは負ける、運ゲーに持っていけるみたいです。
・現代麻雀押し引きの教科書
いろは、を学ぶにはいいかも。いくら興味があるものに対しても、どこかしらには不精が滲み出てしまう性格なので、代償として買いました。買わなくていいです。
●おまけ:挫折した本
我思う、ゆえに我あり。のやつです。400年前の人の考え方すら理解できない僕は死んだほうがいいのでしょうか。
- 作者: デカルト,Ren´e Descartes,谷川多佳子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/07/16
- メディア: 文庫
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海外の人との思想の違いを感じるために買ってみました。海外思想の翻訳したらなんでも売れるんじゃないですか?!英語勉強しよ!!